介護,福祉,医療現場の悩み

介護職をやめたい理由として、向き不向きを意識する人は多い。

介護職は安定している?

そうは思えないという声もコロナ禍で増えた。

  • 倒産
  • 施設閉鎖
  • クラスター発生

これまでとは明らかに異なる状況の変化についていけないという声も高まっている。

今回の記事では、介護に従事している中で、辞めたいと感じている人の悩みや対処法を以下の目次で解説しています。

介護職をやめたい理由

介護職の離職率の実態

介護職が向いていない人の特徴

介護職をやめる?判断材料

介護職をやめた後どうする?

介護職をやめたい理由

介護辞めたい

介護職では、以下の悩みが多い。

  • 人間関係
  • 生活リズム
  • 給料、待遇面
  • 体力的にきつい

順にご紹介します。

人間関係

人間関係

介護現場に多い問題の断トツNo1は人間関係。

いくら求人票に「アットホーム」「人間関係が落ち着いている」と紹介しても現場を見て落胆する。

例えば、

  • ベテランのリーダークラスに嫌われた
  • 職場内のスタッフで派閥があった
  • 若いというだけで目の敵にされた
  • 妻帯者と独身で価値観が違う

中には、入居者向けに暴言や暴力をしている光景を目にして耐えられなくなったという方もいます。

生活リズム

生活リズム

介護職といえば、シフト制。

勤務時間には、

  • 早番(早朝出勤)
  • 日勤(日中勤務)
  • 中番(入浴介助から夕食後まで)
  • 遅番(昼食介助から夜勤者補助まで)
  • 夜勤(夕入り翌朝まで)

施設や事業規模によってさまざま。

変則的な勤務時間になるため、睡眠時間や食事のリズムが崩れることも多い。

給料、待遇面

給料が少ない
  • 夜勤手当が少ない
  • 日勤だけでは生活できない
  • 資格手当が近くの他の施設より少ない
  • 昇給や賞与が少ない
  • 勤続年数に応じた評価が低い
  • 退職金が少ない(1ヶ月分等)

などモチベーションを維持できない状態になる人は多い。

体力的にきつい

体力的にキツイ

介護業界は、体力勝負。

いくら求人向けに「体に負担がない」と書いていても未経験者や初心者には負担が大きい。

  • 排泄や入浴介助
  • 車いすへの異動
  • 寝た切りの方の介助

こうした作業をこなす中で、しんどいと思う人は多い。

理想と現実のギャップ

理想と現実

介護業界は、ただ年寄りが好きというだけでは通用しない。

例えば、

  • 独特のにおいが耐えられない
  • 排泄物を扱うことに対する抵抗感
  • 利用者からの暴言や暴力

他にも利用者の家族との関わり方まで悩みの対象は広がっていく。

ストレス

ストレス
  • 仕事上のミスが続く
  • 覚えられないうまく
  • いかない

人間関係や給与を含めて、慢性的なストレスがかかり続ける。

結果的に、自分のミスが重大な事故につながることが怖くなってしまう。

人手不足

現場は慢性的な人手不足。

仕事は減らない。

結果的に、

  • 一人ひとりの仕事の量は増加する
  • 責任も負担も増加

なんのために働いているのかすら見失う人は多い。

介護職の離職率の実態

介護職離職率

上記は、公益財団法人介護労働安定センターによる「令和元年度介護労働実態調査結果」。

採用率は、18.2%

離職率は、15.4%

この数字は高いのか?

日本企業における入職と離職の水位は、厚生労働省によって統計が出ています。

年度離職率
2018年14.6%
2019年15.6%
2020年14.2%

上記データを見ると、若干高い状態です。

介護職が向いていない人の特徴

介護職にも向き不向きはあります。

実際に就労してみないと分からないことも多い。

向いていないと悩む人の悩みには特徴があります。

効率的な仕事

  • 業務効率にこだわる
  • 定時退社をすることが当たり前
  • 残業は無駄な仕事

このような思考を持つことは大切です。

しかし、介護の現場では向いていない。

なぜか?

「介護」は「命に係わる」仕事でもあるから。

つまり、緊急や不測の事態が発生することもあります。

中には、スタッフ同士でも助け合いが求められることもあります。

これらを全て非効率と考えると、現場でやりにくいと感じる場面は多い。

コミュニケーション能力不足

介護の仕事は、利用者だけがコミュニケーションの対象ではありません。

  • 利用者の家族
  • 他の施設のケアマネージャー等の関係者
  • 介護保険等の公的機関関係者
  • 外部業者

さまざまな人と関わります。

さらに、相手のスピードに寄り添って、丁寧な対応することを求められる。

チームプレー以外にも関わる人が多すぎる。

結果的に、黙々とひとりで作業をこなしたい人は疲れてしまう。

体力に自信がない

介護は体力が必要。

  • シフト制に耐える
  • 入浴介助
  • 清掃業務
  • 利用者を支える、移動をサポートする

上記のような体を使う作業を含めて体力がない人は厳しいです。

神経質

  • まだ終わらない?
  • もういいでしょ?
  • 早くして

こんな言葉がプライベートな時間に多い人には要注意。

人の生活リズムに合わせることが介護です。

神経質な性格の人は仕事が違う意味で辛いと感じる。

介護職をやめる?判断材料

もう限界!やめようかな!

こんなことを考えている人に伝えたいことがあります。

介護の仕事は好きですか?

  • 仕事の内容は楽しい
  • 介護は好き
  • 利用者も家族とも人間関係は良好

あえて言うなら、現場の人間関係。

こんな人は介護の仕事を辞めるというよりも、違う施設に転職をすることをおすすめします。

介護職としての将来が不安

  • 資格者の待遇に納得できない
  • 自分の体力的にそろそろ限界
  • 自分のスキルアップも今が頭打ち

こんな状態になっている40代50代も多くなりました。

この場合は、異業種転職も視野に入れるべきタイミングです。

介護職をやめた後どうする?

介護をやめたい!

でもその後はどうするの?

一旦異業種に転職

介護の業界でも「出戻り」は多いんです。

  • 一時的な感情だった
  • やっぱり介護のやりがいは違った

隣の芝生は青く見える。

でも実際に転職をしたら違った。

この現実も経験してみないとわかりません。

ですから、思い切って異業種転職をしてみるのも良いと思います。

参考資料

公益財団法人介護労働安定センター調査結果

厚生労働省調査結果

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